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口座を開こう


 アメリカではパーソナルチェック(小切手)が当たり前。そのためにも口座開設は生活を始める一番はじめにやっておくと良いと思います。じゃあ、ソーシャルセキュリティーより先に書けと言われそうですが、ま、その辺は音便に・・・。
 では、「どうやって作るのか」から「チェックはどんなときに使うの?」までをどうぞ。

口座の開き方

 私たちは、というか、ボストンで生活しているほとんどの人(日本人)がBankBoston(旧BayBank)を利用しているようです。そのほかの銀行に口座を持っている人を聞いたことがありません。おそらく、ATM(キャシュディスペンサー?)が一番多いのではないでしょうか?とにかくこの銀行が一番便利なようです。(でも、領事館のビルの中にはありませんが・・・。向かいのビルがBankBostonなのに・・・。)というわけで、BankBostonの口座の開き方を説明したいと思います。

    事前に準備するもの

    1. まとまったお金
       口座を開くからには適当なお金が必要です。それに、車を購入する場合の支払方法(一括払い)がBankCheck(*注)でなければ払えませんし、引っ越し後は何かと入り用だと思いますので、かなりの預金をしておくのがよいと思います。私たちの場合はTC(トラベラーズチェック)で、かなり高額の預金をしました。でも、500ドル単位のチェックだったため、たくさんのサインをしなければならず、手がつりそうでした。もし、まとまったお金を預金する予定でしたら、額面の高いTCで持ってくることをおすすめします。

    2. 身分証明書
       口座を開いたのはもう1年半以上前なので、必要だったか覚えてませんが、パスポートがあればいいかな?学生の人は学生証も?

    3. 会社以外の住所
       口座を開く以上、どこか住んでいる住所が必要です。赴任当初はまだ住む場所が決まっていなかったので、前任の方の住所をお借りして開きました。あとで住所変更の手間が増えますが、自分の家に住めるようになる前に何かとチェックを使用する場面(たとえば車の購入)がありましたので、そうしました。

    4. クレジットカード
       これを見せたような気がします。

    5. ソーシャルセキュリティー(SSN)?
       BankBostonでは無いようですが、他では見せなければならない所もあるようです。

    口座を開ける場所

     BankBostonの支店ならどこでもOKです。日本のように同じ銀行なのに支店が違うだけで引き出しの手数料を取るような邪道な事はありません。ただ、ケンブリッジの支店(たぶんハーバードスクエア)には日本語で対応してくれる人がいるそうです。また、仕事や学校が忙しくて、昼間はちょっと・・・、という方はモール(ショッピングセンター)に行けば、モールの閉店まで銀行もやっているので便利です。確か、10:00位までやってます。私もNatick Mallで作りました。

    口座を選ぶ

     BankBostonにはいろいろな口座の種類がありますが、おそらく個人向けは4種類あったと思います。どれも「チェッキング」と「セービング」の合わさった口座です。「チェッキング」と「セービング」については後述することにしまして、4種類の差についてですが、とにかく利息が違うのと、なにかのサービスが受けられるかどうかだったと思います。サービスはよくわかりませんでしたが、利息は高いものになればなるほど、預金の最低限度額が上がり、残高がそれを下回った場合は口座の維持費を徴収される仕組みになっています。私達は下から2番目のプレミアムにしたと思います。

    • 「チェッキング」(Checking)
       チェッキング口座はパーソナルチェックを使用したときに引き落とされる口座です。ですので、残高には注意しなくてはなりません。この口座がカラになるとセービング口座に残高があれば自動的に転送されて、手数料を取られるだけで済みますが、本当に払えない場合は大変なことになるらしいので注意しましょう。また、この口座には基本的に利息は付かないようです。

    • 「セービング」(Saving)
       こちらは日本の普通預金のようなもので、利息が付き、自由に引出しもできます。チェッキングがほとんど利息が付かないため、ちょくちょくこちらに転送するのがよいでしょう。転送も簡単で、ATMで簡単にできます。ちなみに現在の私たちの口座の利息は3-3.15%です。(5/5/98現在)

チェックはどうやって使うの?

     パーソナルチェックは口座を開いてから、1,2週間ほどして、開いたときの住所に郵送されてきます。開設の時に何も言わなければ、BankBostonデフォルトのデザインのものが送られてきます。ちなみに有料で、いつの間にか口座から引かれています。ふつうはこのチェックに自分の住所と名前が書かれてきますが、開くときに住所はテンポラリだとしつこく告げておけば、名前だけが印刷されてきます。デザインが気に入らなければ、有料でいろいろなデザインを選ぶこともできます。現在の菊池家のチェックはスヌーピーです。なんだか話がそれてしまいましたが、せっかくなので、おもしろいデザインのチェックを選ぶのもおもしろいと思います。それたついでにチェックはカーボン付きのものにしておくと、自分がどこの誰に、いつ使ったチェックなのかを記録する必要が無くなります。

     遅くなりましたが、チェックの使い方を・・・。チェックは1冊25枚くらいの冊子になっていますので、その1冊と、使用記録を残す手帳を一緒にして、持ち歩きます。使用する際には下記の事項を記入し、最後にサインをして有効になります。

    • 住所氏名
       ふつう印刷されていますが、左上に記入します。

    • 日付
       書いた日付からそのチェックが有効となりますので、間違えないようにしましょう。

    • 支払先(Pay To)
       支払先を記入します。ここに個人名を記入すれば、その人にもお金としてを払えます。

    • 金額(数字)
       金額は$のすぐ隣に隙間を空けずに書きます。セントはドットのあとに小さく上付きで書き、下にアンダーラインを引きます。

    • 金額(アルファベット)
       これは支払金額に誤りがないようにするために記入しますが、数字よりもメインです。これも数字と同様、なるべく左はじから書き始め、最初の文字だけ大文字にします。

      Ten thasand four hundred forty two and 00/100----Dollars

       こんな感じで、書き終わりとDollarsの間には線を引っ張って、付け足せないようにします。

    • メモ
       メモ欄には支払先が指定してきた番号や何の代金なのかといったメモを記入します。公共料金の支払いにはほとんどの場合カスタマーIDを記入します。

     ここでやっかいなのは、私のように英語が苦手だと、アルファベットで数字が書けないのです。仕方なく、私は1から1兆までの数字を書いた紙を一緒に持ち歩いています。1兆なんて何時使うんだろう?
     もし、間違ってしまったらすぐさまチェックいっぱいに「VOID」と書いて無効にします。

     あとは、記録帳ですが、アメリカの口座は通帳が無いので、チェックを切ったら、自分で残高を計算して管理しなくてはなりません。もちろん、どれだけ使っているかは月に一度ステートメントが送られてきますが、不渡りを出さないためにも重要です。先にも書きましたが、横着な私たちはカーボン付きのチェックで記録を残し、残高の計算も面倒なので、チェッキングには多めに入れてあります。

何時使うの?

     ほとんどが公共料金の支払いです。口座から自動引き落としのものもありますが、私たちはせっかく作ったスヌーピーのチェックを使いたいので、全てチェックで支払っています。あとは、家賃もチェックで支払っていますし、レアなところで、年に一度の税金の支払いもチェックです。普段の買い物でも使えます。スーパーでもよく、チェックで払っている人を見かけますが、私たちはなれていないので、なるべく現金で支払うようにしています。

りんく

    BankBoston
     BankBostonのホームページ。各口座の説明等詳細はこちらへどうぞ。
     BankBostonではHome Banking(自宅のパソコンからのサービス)も行っていて、自宅から残高照会、チェッキング−セービングの転送等が無料でできます。(電話代はかかります)貯金通帳が無いアメリカの口座では残高参照が自宅でできると便利です。私たちも加入していますが、我が家のCanBe君でもちゃんとできるので日本語PCの方も試してみてはいかがでしょう?-> Home Banking のページ

その他

     BankBostonは全国規模の銀行ではないので、他州に行くと受け取ってもらえないことがありますので注意しましょう。

     口座にはジョイントアカウントというのがあり、夫婦で同じ口座を共有できます。こうすれば、一つの口座で、それぞれのキャシュカードとサインを登録でき、同じチェックを共有できます。女房には内緒の口座を作りたい場合には別々にしましょう。ただ、ステートメントは郵送されてしまうので、住所を友人宅にするのも手かも・・・。

    (*注)Bank Check
    これは銀行へ行って発行してもらう小切手です。係りの人に頼んで、すぐに発行してもらえますが、その場で残高から引かれてしまうため、効力と信用は絶大で、車の購入等、高額なチェックの時は必ずこのチェックを要求されます。

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