Night in Jasperツアー2日目の夕方、「Icefield Parkway」をひたすら北へと走ってきた私たちは、「ジャスパー」の街へとやって来ました。「ジャスパー(Jasper)」は旅行の行程の中で最北端となる場所です。だから寒いかというとカナディアンロッキー全般にわたって寒かったのであんまり変わりませんでした。 まずホテルにチェックインして、それから夕食を取るために繁華街へと繰り出しました。ホテルを出る前に私はシャワーを浴びることにしたのですが、これがちょっと失敗でした。何が失敗かというと、私がシャワーを浴びている最中に、カナディアンロッキー名物の鹿がホテルの裏手に現れたのでした。私たちの部屋は裏側に面していたので、窓からそれを見つけたHirokoが大騒ぎしています。必死にビデオを撮っていたようですが、私は髪の毛を洗っていて出るに出られず、出てきたときには既に遠くへ行ってしまいました。残念・・・。ジャスパーやバンフ(Bunff)では街の中を鹿がよくウロウロしているそうなので、食事をしに行くときにもちょっと期待していったのですが、残念ながら巡り合うことはできませんでした。 さて、食事ですが、出かけていった繁華街はそれほど大きいわけではないので、どこに入ろうかと迷いながら歩いていくとすぐに端まで行ってしまいます。特に何を食べようという考えがなかったため、比較的端っこにあるレストランに入りましたが、みな同じようなことをしているのか、同じツアーの人たちが数組食事をしていました。何気なく入ったレストランは「イタリアンレストラン」でした。みなステーキ等を頼んでいましたが、私はミートソーススパゲッティーとオニオンスープを頼みました。なんてことはないメニューなのに、ここで取り上げた理由は、意外にもものすごくおいしかったのです。スープのおいしさにも驚きましたが、ミートソースが何と、日本人向けのおいしさなのです。アメリカに来て、ミートソースを頼むとたいがい香草が使用されていて、癖があるのですが、私はこれが少々苦手でした。ここの店はそういったものを使用していないようで、なんとなく懐かしい味といった感じです。お店の名前は忘れてしまいましたが、線路と平行に走っている「Connaught Dr.」を駅から南の方へ歩いていくとお店が終わりそうな右側にあるので、すぐにわかります。「ジャスパー」に行ったらぜひ行ってみえほしいレストランです。 この晩は食事の後、ちょこっと飲んでしまおうということになり、居酒屋風の日本料理やにも行きました。食事はしませんでしたが、同じツアーの人に聞いたら、食事もまずまずだったそうです。さすがにチュウハイはおいてありませんでしたが、私たちは居酒屋風ということで冷酒を少々飲み、焼き鳥などをつまみました。
一夜あけ、8月30日早朝、私たちは6時にたたき起こされ「マリーンレイク(Maligne Lake)」へと7時に出発しました。この日は午前中に「マリーンレイク」を観光した後、「バンフ」への移動日でしたので、こんなに早くから行動しなければなりませんでした。朝靄のなかバスはマリーンレイクへの山道を走っていくと途中、「メディスンレイク(Medicine Lake)」に立ち寄りました。この湖は冬に降った雪の解け水で成り立っていて、春はなみなみと水をたたえているそうですが、冬に近づくにつれて湖底から水がしみだしてしまい、どんどん水位が下がり、冬に入る前には干上がってしまうそうです。私たちが立ち寄ったのは夏の終わりですので、水位は半分くらいになっていました。
この「メディスンレイク」を通り過ぎると、もうすぐカナディアンロッキー最大の湖「マリーンレイク」です。「メディスンレイク」もそうでしたが、この湖は谷間にできた湖で細長い形をしています。長さは22km、幅は平均で1km、細いところでは100mぐらいのところもあるそうです。この細長い湖の先端(下流側)までバスで乗り入れることができ、そこから船で湖の真ん中辺りにある島「スピリッツアイランド(Spirits Island)」まで行く観光船に乗り換えます。このツアーでは島に到着後、15分程度、島を散策し、帰ってくるだけですが、この島は奇麗な風景写真が有名で、おそらく皆さん1度はどこかで見たことがある写真だと思います。島もさる事ながら船上から見られる山々や氷河、湖面も何ともいえず奇麗で、なかなかの観光ポイントでした。もっと、島を散策できたらなおよかったけど・・・。
昼食後、今度はバスでジャスパー方面へ戻り、途中の「マリーンキャニオン(Maligne Canyon)」によりました。この渓谷はマリーンリバーの流れが約1万1千年の歳月をかけ削り取った谷だそうです。幅はわずかに数メートルですが、深さ55mと深く、橋の上から眺めるとかなりの急流がしたーの方に見られます。昨日の「アサバスカ滝」も迫力でしたが、こちらも負けず劣らずでした。
![]() スピリッツアイランド ここも逆光で残念 to Bunff 「マリーンキャニオン」が終わると、後は「バンフ」に向けてひたすらバスの旅となり、「マリーンキャニオン」から再び「ジャスパー」を通り、昨日の行程である「Icefield Parkway」を逆向きに走り抜けていきます。昨日の復習になるかと思ったのですが2日間であまりにも沢山の山と川、湖の名前を聞いてきたのでどれがどれだかさっぱりわからないまま、バスの中では深い眠りへと入っていってしまいました。
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