Canadian Rocky

Icefields

大氷原


Ice さて、今回の旅行の初日は前章の「Lake Louise」をちょっと見ただけで終了しました。初日の夕方はホテルにチェックインした後、夕食を取るために歩いて近くのショッピングセンターへと行きました。そこのファミリーレストランの様なところで、アルバータ牛のステーキを食べたのですが、味はというと、しがないファミリーレストランですのでたいしたことはなかったのですが、店員さんの女の子は割と可愛かったです。でも、その女の子が、こともあろうにMさん(噂の「たろう」さん)にワインをこぼしてしまい、白地のシャツにワインの染みをつけてしまったのです。非常に憤慨したMさんは「チップなんかやらんと」怒っていましたが、女の子に甘い私はちゃんと余計にチップをあげてきました。なんせ、こぼしたからといって、半分なくなっていたデカンターに満タンにして持ってきてくれたのですから・・・。ま、そんな話は後にして(後で書く気はありませんのでご安心を)、旅行はというと、第2日目は朝9時ごろ出発し、1日バスで観光しながら「ジャスパーJasper)」へと向かう日程となっていました。カナディアンロッキーについてまったく予備知識のなかった私たちは前日にお土産やで地図を買い、せめて今走っているところはどの辺りかを確認できるようにしておきました。

Bow River

 今日の行程はバスで移動しながらの観光ですが、メインは表題の通り「コロンビア大氷原」です。日程表もろくに呼んでいなかった私たちは、実を言うとこの日のバスに乗ってから知ったのですが・・・。この日と次の日の2日間はバンフ在住の観光ガイドさん(もちろん日本人)がバスに乗り込み、バスから見える景色を事細かにいろんなことを説明してくれました。初日の添乗員さん(この人は最終日までいっしょ)も銃弾のように説明してくれましたが、この人も休む間もなく話し続けてくれました。それによると、「Lake Louise」と「Jasper」をつなぐ一本道は「Icefields Parkway」と呼ばれ「ボウ川」沿いに走っていて氷河や湖がたくさん見られる道ださうです。そのちょうど中間当たりに「コロンビア大氷原」がありました。

 朝からこの日もあまり天気はよくなく、小雨混じりでしたが、バスがどんどん進んでいくと、両側にみえる山や氷河はやはり絶景でした。最初によった湖は「ボウレイク(Bow Lake)」です。この湖も「Lake Louise」同様、クールバスクリンの様にすばらしい水色をしていましたし、湖の水源となっている氷河とそこから流れ出している滝が遠目にみえ、何ともいえず雄大な景色でした。また、湖には小さな水鳥が泳いでいて、何とものどかでよかったです。

Bow Lake
Bow Lake 奥にあるのが氷河と滝
Peyto Lake
熊が手を広げているペイト湖
 その後、また「ボウ川」の上流へと「Icefields Parkway」をバスで行くと、今度は「ペイト湖」に近づいて行きます。ここは少々高い展望台までバスを乗り付け、高台から湖の全景を眺めました。ここも御多分に漏れずすばらしいバスクリン色でした。この展望台にはなぜこの様に奇麗な色が出るのかを説いた看板が出ていました。それによると、氷河から流れ出してきた水には細かい塵(?)が混ざっていて、湖面から入った太陽光が直進性の高い青色だけ反射しているため青色にみえるそうです。う〜ん、勉強になる!(実は看板を読んだのではなく、ガイドさんに教えてもらってたりして・・・)

Columbia Icefield

Ice さあ、お待ちかねの「コロンビア大氷原」です。が、ちょうどお昼時となり、まずは大氷原わきのレストランで昼食をとりました。この日は朝から「旅行先のお昼はカレーライスが食べたいなー」などと、のたまっていたのですが、な、なんと!ここのバイキングにはカレーがあるではありませんか!それもライスもおいてあります。これを食べない手はありません。早速皿に盛って食べたのですが、ご飯はボソボソ、カレーは水っぽく日本だったら激怒してウェイターを呼ぶところです。しかし、朝から食べたかったものが食べれたので、なんとなく満足してしまいました。この辺りまでくると、われわれはこの旅行がなんとなくおかしいことに気づきはじめました。何がおかしいかって、行く先々に日本人がわんさといるのです。観光客の半数は日本人ではないかと思うくらいいました。それに加え、韓国や中国といった観光客も大勢いるため、ほとんどが東洋人の顔なのです。景色は雄大ですが、日本を旅行している気分です。これだけ日本人が多ければ、レストランにカレーがおいてあるのも納得できます。 Carry が、しかし、われわれのようにこんなカレーで満足してしまう人たちが多いのでしょう。後で思えばあんなカレーは存在してはいけないくらい、まずかったような気がします。レストランもよく消費するので、まずいとは思っていないようです。「誰かが教えてあげなければ」とも思ったのですが、もう2度と来ることはないだろうと思い、これからも来るであろう日本人の方々に、まずいカレーライスを味わってもらうことにし、何も忠告してきませんでした。

 「コロンビア大氷原」には、ここから専用のバスに乗り換え、雪上車の基地まで行きます。そこから大氷原名物の雪上車に乗り込み氷河の上へと向かいます。カナダには車会社が無いのですが、この雪上車はどこぞのカナダの会社がここの氷原のために作った車だそうで、カナダ唯一の国産車ということになるそうです。どこのなんの会社かはガイドさんが言っていたのですが、もう忘れてしまいました。さて、雪上車で氷河の上に降り立ちました。このころになると、天気も回復し太陽が出てきたため、氷河の上ではものすごく眩しくサングラスをはずせませんでした。この私たちが降り立った氷河はコロンビア大氷原から流れ出した氷河で、アサバスカ氷河というそうです。氷原に行けるのかと思っていたら、その端っこのそのまた先端にしか行けないのでした。それでも、氷河はとても広く、山の上まで果てしなく続いています。話によると、この氷河は氷原を人間の手にたとえると小指の先っちょにあたるそうです。先っちょでこれだけ広いのですから、全体はどれだけ大きいことか、氷原まで行くなどとは到底無理な話でした。そんなに広くても、やはり氷原まで行ってしまう冒険家がいるそうで、その代表的な人物は日本の「植村さん」です。彼はこの氷原を単独横断(縦断?)に成功し、その際にクレバスに落ちることを予防して日本から持参した長い竹を腰に何本も括り付けた話はカナダでも有名だそうです。そんな彼もロッキー山脈のどこかで消息を絶ち、未だに発見されていないそうでうすが・・・。これもガイドさんの受け売り、話を戻します。氷河というのですから私は氷が見られるのかと思っていたら、氷河の上は粉々に砕けたかき氷のようで、まったく透明感はありませんでした。Gingerそして、いたるところに小川のように溶けた水が流れています。ガイドさんによれば、ここの水を飲むと何歳か若返るそうです。別に若返らなくてもいいのですが、記念に「カナダドライ」のボトルに汲んできました。夜にチョコっと飲んだのですが、水がジンジャーの味になっていました。これから汲みに行く方はミネラルウォーターのボトルをお勧めします。

 氷河の上には15分程度しか入れませんでしたが、なかなかの景観に日本では踏むことのできない氷河も踏め、ジンジャー味の水以外は大満足の観光でした。ここが終わると、またまたバスにてジャスパーへと向かいます。

Athabasca River

Athabasca Fall 大氷原を後にした私たちは、今度は「Athabasca River」を下流へと向かいます。「コロンビア大氷原」までは「Bow River」を上流へと向かってきたのですが、今度は下流へと下ります。方角としては同じ方向へと向かうのですが、実は大氷原のアサバスカ氷河のすぐとなりにある山が分水嶺となっていて、この山から南に大西洋へ、北に北極海へ川は流れているそうです。大西洋というとロッキー山脈からははるか東になるのですが、そこまで流れているそうです。話によると、ニューヨークの近くにもロッキーから流れ着いたであろう大きな岩が存在するそうです。この他にもカナディアンロッキーには分水嶺はあり、太平洋へと流れている川もあるそうです。

 この川の途中「アサバスカ滝」(写真)によりました。ここは川の流れが岩を削り、滝が岩の裂け目に落ちていくといった面白い光景を見ることができました。裂け目はさほど広くないため、橋が架かっていてしたを眺めることができるのですが、落差22mと、奈落の底を除き込むようで背筋に寒気がよぎります。ここを通り過ぎるともうすぐ「Jasper」の街へと近づいていきます。この辺りになると、ガイドさんも疲れてきたのでしょうか、朝ほどうるさく、いや、朝と比べると穏やかにこれからチェックインをするホテルの説明をしてくれました。


ひつじ?
Icefields
氷河から見た氷原方面、ちょっと逆光
Ice
デコボコした氷河の上
Ice
氷原から伸びてきた氷河

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